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ホームページの修正依頼はどのようにする? 費用面や必要な確認/対応事項を解説!

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ホームページの修正、その必要性は感じているものの、「今がそのタイミングなのか」「どの制作会社に依頼すべきか」と迷っている企業は少なくありません。本記事では、制作会社への修正依頼を検討すべき4つの具体的なケースを詳しく解説。さらに、優良な制作会社の見つけ方や、依頼前の確認事項、そして画像修正から新規ページ作成まで、実際の費用相場もカバー。「正しいタイミング」で「適切な制作会社」に依頼し、効果的なホームページ修正を実現するための実践的なガイドラインをお届けします。

ホームページの修正依頼ができる制作会社を探すべきタイミング 

ホームページの修正依頼はどのようにする? 費用面や必要な確認/対応事項を解説!

ホームページの修正依頼を検討する際、適切なタイミングを見極めることが重要です。会社の成長に伴うコンテンツの更新、デザインの刷新、機能の追加など、様々な要因でホームページの修正が必要になってきます。以下では、制作会社への依頼を検討すべき代表的な状況について詳しく解説していきます。

ホームページ制作を依頼した制作会社に依頼できなかった 

元々ホームページを制作した会社に修正を依頼できない状況は、ビジネスを運営している中で予想以上に発生します。制作会社の廃業や倒産により連絡が取れなくなるケース、担当者の退職により引き継ぎがスムーズにいかないケース、制作会社との契約期間が終了していたり保守管理契約を結んでいなかったりすることで修正依頼ができなくなることも少なくありません。特に小規模な制作会社の場合、突然の事業停止や連絡不能となるリスクも考えられます。また、制作会社との関係性が悪化し、継続的な取引が困難になるケースもあります。このような場合、新たな制作会社を探す必要があり、できるだけ早めの対応が推奨されます。

自力で修正を試みたが上手く変更できなかった 

ホームページの修正を社内で対応しようとしても、専門的な知識や技術が必要となり、思うように修正できないことが多々あります。特に、HTMLやCSSなどの専門知識が必要な修正や、レスポンシブデザインへの対応、JavaScriptを使用した動的な機能の実装、セキュリティ対策など、素人では適切な対応が難しい場合があります。また、Webサイトの表示速度の最適化やSEO対策など、技術的な知識が必要な部分も増えています。さらに、スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスでの表示確認も必要となり、対応の複雑さは増す一方です。このような場合、プロの制作会社に依頼することで、安全かつ確実な修正が可能となります。

前任のホームページ管理者が退職してしまった

社内でホームページの管理・運営を行っていた担当者が退職してしまうと、突如としてホームページの修正ができなくなる事態に陥ります。特に、管理者アカウントやパスワードの引き継ぎが適切に行われていない場合や、修正手順のマニュアルが整備されていない場合は、深刻な問題となります。また、使用しているCMSやプログラミング言語に精通した従業員が他にいない場合、サイトの運営が立ち行かなくなる可能性もあります。さらに、サーバーやドメインの管理情報、外部サービスとの連携設定など、複雑な技術的要素の引き継ぎが不完全な場合、想定以上の混乱を招くことになります。このような場合、新たな制作会社に依頼することで、継続的な管理・運営体制を再構築することができます。

他社に依頼しているが不満がある 

現在依頼している制作会社との関係に不満がある場合も、新たな制作会社を探すべきタイミングです。修正依頼への対応が遅い、コミュニケーションが取りづらい、費用が高額すぎる、提案力が乏しいなど、様々な不満が考えられます。また、技術力不足により要望通りの修正ができない、セキュリティ対策が不十分、最新のWeb技術に対応できていないなどの技術的な課題を抱えている可能性もあります。さらに、納品後のアフターフォローが不十分、緊急時の対応が遅い、報告や連絡が不足しているなど、サービス面での不満も生じやすいポイントです。このような場合、複数の制作会社を比較検討し、より良いパートナーを見つけることで、ホームページの質を向上させることができます。

 

修正依頼に対応しているホームページ制作会社を見つける方法 

ホームページの修正依頼はどのようにする? 費用面や必要な確認/対応事項を解説!

ホームページの修正依頼に対応できる信頼性の高い制作会社を見つけるには、いくつかの効果的な方法があります。以下では、制作会社の探し方と、選定する際の重要なポイントについて詳しく解説していきます。適切な制作会社を見つけることで、長期的な協力関係を築くことができます。

WEBで検索して見つける 

インターネット検索を活用して制作会社を見つける場合は、単に「ホームページ制作会社」だけでなく、「ホームページ修正対応」「ホームページ保守管理」「Webサイトリニューアル」などの具体的なキーワードで検索することをお勧めします。また、会社の実績や口コミ、ポートフォリオなどを詳細に確認し、信頼性を判断することが重要です。特に、過去の修正実績や、使用している技術、対応可能な案件の規模なども考慮に入れましょう。さらに、会社の規模や所在地、サポート体制、緊急時の対応可否なども重要な選定基準となります。検索結果の上位に表示される会社は、SEO対策に注力している可能性が高く、Web領域での専門性が期待できます。

複数のホームページ制作会社の相見積もりをとる 

修正依頼の内容や規模に応じて、最低でも3社以上の制作会社から見積もりを取ることをお勧めします。その際、単に費用面だけでなく、提案内容の具体性や独自性、対応の丁寧さ、コミュニケーションの取りやすさ、担当者の知識レベルなども総合的に判断することが重要です。また、見積もり内容の詳細な内訳、作業期間の目安、保守管理体制、緊急時のサポート体制なども重要な比較ポイントとなります。見積もり依頼時には、できるだけ具体的な要望を伝え、各社の提案力や理解力も確認しましょう。価格が安いだけでなく、長期的な付き合いができる信頼性の高い会社を選ぶことが重要です。

 

ホームページの修正依頼を行う際に確認/対応すべきこと 

ホームページの修正依頼を円滑に進めるためには、事前の準備と確認が非常に重要です。自社で確認すべき事項と、制作会社に確認すべき事項の両方を明確にしておくことで、スムーズな修正作業が可能となります。以下で具体的な確認項目を解説します。

自分で確認すべきこと 

ホームページの修正依頼はどのようにする? 費用面や必要な確認/対応事項を解説!

修正依頼を行う前に、自社内で確認しておくべき重要な事項がいくつかあります。これらを事前にしっかりと確認し、整理しておくことで、制作会社とのスムーズなコミュニケーションが可能となり、修正作業の効率も大きく向上します。

ホームページの何を修正したいのか 

修正依頼を行う際は、具体的な修正箇所や目的を明確にすることが非常に重要です。「デザインを変更したい」「情報を更新したい」といった漠然とした要望ではなく、「トップページのスライダーを最新の商品画像に変更したい」「商品ページに新商品10点を追加し、在庫切れ商品を5点削除したい」など、できるだけ具体的な要望をまとめておくことが必要です。また、修正の目的や期待する効果も明確にしておくと、制作会社からより適切な提案を受けることができます。さらに、修正後のイメージを参考サイトなどで示せると、より正確な要望伝達が可能となります。このように具体的な要望をまとめることで、制作会社とのコミュニケーションがスムーズになります。

デザインデータが残っているか 

過去のデザインデータや素材の有無を確認することは、修正作業を進める上で非常に重要な要素となります。PhotoshopやIllustratorなどのデザインデータ、画像やロゴなどの素材データ、さらにはフォントデータなども含めて、できるだけ多くの関連データを探しておく必要があります。特に、会社ロゴや商品写真、イラストなどのオリジナル素材は、再制作に時間とコストがかかる可能性が高いため、慎重に確認が必要です。また、過去のデザインデータが見つからない場合は、同等のデザインを再現するための参考資料や、新規デザイン作成のための要望をまとめておくことも重要です。データの形式やバージョンについても確認しておきましょう。

今現在運用しているホームページのサーバーやドメインは何か 

現在のホームページが使用しているサーバーやドメインの情報を正確に把握することは、スムーズな修正作業のために必須となります。具体的には、レンタルサーバーの契約情報(会社名、プラン名、契約期間)、サーバーへのアクセス情報(FTPアカウント、管理画面のログイン情報)、ドメインの管理情報(レジストラ、更新日、管理者アカウント)などを確認する必要があります。また、SSL証明書の有無や更新時期、データベースの使用状況、アクセス制限の設定なども重要な確認項目です。これらの情報が不明確な場合、修正作業に大きな支障をきたす可能性があるため、事前に徹底的な確認が必要です。

メールサーバーの所在や利用状況 

メールサーバーに関する情報は、ホームページの修正作業と密接に関連する重要な要素です。現在使用しているメールサーバーの種類(独自ドメインメール、Googleワークスペース、Microsoft 365など)、メールアドレスの発行状況、メールの転送設定、スパム対策の設定状況などを詳細に確認する必要があります。特に、ホームページの修正に伴ってDNSレコードの変更が必要になる場合、メールの送受信に影響が出る可能性があるため、現在の設定状況を正確に把握しておくことが重要です。また、メールサーバーの容量使用状況や、バックアップの有無なども確認しておくべき項目です。

制作会社に確認すべきこと 

制作会社に依頼する際には、作業内容や費用面だけでなく、様々な観点から確認が必要です。修正作業をスムーズに進め、将来的なトラブルを防ぐために、以下の重要な確認事項について、契約前に詳しく話し合っておくことをお勧めします。

著作権を譲渡してもらえるか 

制作物の著作権に関する取り決めは、将来的なホームページの運用に大きく影響する重要な要素です。修正後のデータの著作権が誰に帰属するのか、ソースコードの再利用や転用が可能かどうか、画像やデザインの使用権限の範囲など、具体的な内容を明確に確認しておく必要があります。特に、将来的な別会社への修正依頼や、デザインの流用、コンテンツの二次利用などを考慮する場合、著作権の譲渡や利用範囲について、契約時に詳細な取り決めをしておくことが重要です。また、制作会社が使用する写真素材やイラスト、フォントなどの権利関係についても確認が必要です。著作権に関する契約内容は、必ず書面で残すようにしましょう。

初期費用や修正にかかる費用はどのくらいか 

修正作業にかかる費用の詳細を確認することは、プロジェクト管理において非常に重要です。初期費用(着手金)、月額費用(保守管理費)、修正作業の単価(1ページあたりの制作費、画像加工費、テキスト修正費など)を明確にし、具体的な予算計画を立てる必要があります。また、追加作業が発生した場合の追加費用の算出方法、緊急対応時の割増料金、支払いのタイミングや方法についても、事前に詳しく確認しておくことが重要です。特に、予期せぬ追加費用が発生しないよう、見積もりの範囲と内容について詳細な確認が必要です。さらに、修正作業の工程ごとの中間金の有無や、最終支払いのタイミングについても確認しましょう。

都度依頼するのか定額プランなのか 

修正依頼の料金体系について、詳細を確認することは非常に重要です。都度の修正依頼に対する従量課金方式なのか、月額定額制の保守管理プランなのか、どちらが自社のニーズに合っているか慎重に検討する必要があります。頻繁な更新が必要な場合は定額プランが、必要な修正のみの場合は都度依頼が適している場合がありますが、それぞれのメリット・デメリットを比較検討することが重要です。また、定額プランの場合、月間の修正可能回数や修正可能な内容の範囲、標準対応時間と緊急対応の定義なども、しっかりと確認しておく必要があります。さらに、契約期間や解約条件、料金改定の可能性についても事前に確認しておきましょう。

 

ホームページの修正依頼の内容と費用相場 

ホームページの修正依頼はどのようにする? 費用面や必要な確認/対応事項を解説!

ホームページの修正依頼には様々な種類があり、その内容によって必要な作業工程や費用が大きく異なります。以下では、一般的な修正依頼の具体例と、それぞれの市場での費用相場について詳しく解説します。適切な予算設定の参考として、各修正内容の特徴と注意点もご確認ください。

画像の差し替え 

画像の差し替えは、最も一般的な修正依頼の一つです。通常、1枚あたり5,000円〜15,000円程度が相場となっています。ただし、画像の加工や最適化が必要な場合は追加費用が発生することがあります。また、画像のサイズ調整やalt属性の設定、画像圧縮による表示速度の最適化なども含めると、より専門的な対応が必要となります。さらに、画像の配置調整やレイアウトの微調整、異なるデバイスでの表示確認なども重要な作業となります。

バナーの作成 

新規バナーの作成は、デザインの複雑さや枚数によって費用が変動します。シンプルなバナー1枚で10,000円〜30,000円程度が一般的な相場です。アニメーション効果の追加や、レスポンシブ対応のための複数サイズ作成が必要な場合は、追加費用が発生します。また、バナーのA/Bテストなど、マーケティング施策と連携する場合はさらに費用が必要です。デザインの修正回数や素材の準備状況によっても費用は変動することがあります。

新規ページの追加 

新規ページの追加は、ページの内容や規模によって費用が大きく異なります。テンプレートを使用した基本的なページで30,000円〜100,000円程度、オリジナルデザインの場合はさらに高額となることがあります。ページ内のコンテンツ量、必要な機能(問い合わせフォームやデータベース連携など)、レスポンシブ対応の要否、SEO対策の必要性などによって、費用は大きく変動します。また、既存ページとの整合性を保つための調整作業も必要となります。さらに、新規ページ作成後のテストや検証作業、アクセス解析の設定なども重要な工程となります。

お問い合わせフォームの設置 

お問い合わせフォームの設置は、機能の複雑さによって費用が変動します。基本的なフォームで50,000円〜100,000円程度が相場となっています。入力項目の追加、バリデーションチェック、自動返信メールの設定、管理画面の作成、スパム対策など、要件によって費用は増加します。また、SSL証明書の設定やプライバシーポリシーの作成も必要です。さらに、入力内容のデータベース保存や、顧客管理システムとの連携なども検討が必要となります。

CMSの新規導入 

WordPressなどのCMSの新規導入は、比較的大規模な修正となります。基本的な導入作業で100,000円〜300,000円程度が相場です。既存コンテンツの移行、テーマのカスタマイズ、必要なプラグインの導入、セキュリティ対策の実施、管理者向けマニュアルの作成なども含まれます。また、定期的なアップデートやバックアップなどの保守管理費用も考慮が必要です。さらに、導入後のスタッフ教育や運用サポートも重要な検討項目となります。

 

マーカーネットなら1ページ単位での修正も可能です 

当社では、お客様のニーズに合わせて柔軟な修正対応を行っています。1ページ単位での部分的な修正から、サイト全体のリニューアルまで、幅広い要望にお応えします。また、定額制の保守管理プランも用意しており、継続的なサイト運営をサポートいたします。経験豊富なスタッフが、的確なアドバイスと迅速な対応で、お客様のホームページの価値向上をサポートします。

修正作業は全て自社内で行い、外部への委託は一切行っていないため、セキュリティ面でも安心してご依頼いただけます。さらに、修正後のアフターフォローも充実しており、運用面でのサポートも万全です。緊急の修正依頼にも対応可能で、最短当日での修正実施も可能です。また、定期的なバックアップやセキュリティチェックも実施しており、安全なホームページ運営をサポートいたします。お客様のビジネスの成長に合わせて、最適な修正プランをご提案させていただきます。

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まとめ:ホームページを修正して質を上げよう 

ホームページの修正依頼はどのようにする? 費用面や必要な確認/対応事項を解説!

ホームページの修正は、ビジネスの成長に合わせて必要不可欠な作業です。適切な時期に、信頼できる制作会社に依頼することで、効果的な修正が可能となります。修正依頼を行う際は、自社での確認事項と制作会社への確認事項を明確にし、計画的に進めることが重要です。

また、費用対効果を考慮しながら、適切な修正内容と料金プランを選択することで、効率的なホームページの運営が可能となります。特に、著作権や費用面での確認を怠らず、将来的な運用も見据えた判断が大切です。定期的な更新と適切な修正を行うことで、ホームページの価値を高め、より大きな事業成果につながるでしょう。

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