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リスティング広告を始める際に知っておかなければならないことその1【マッチタイプを理解する】

リスティング広告を始める際に知っておかなければならないことその1【マッチタイプを理解する】

リスティング広告を始める際に知っておかなければならない機能の中に、マッチタイプというものがあります。マッチタイプをしっかりと理解し有効的に活用することで、広告表示のきっかけとなる検索語句・誘導したいユーザーを絞り込むことができます。

マッチタイプには、部分一致・フレーズ一致・完全一致の基本の3タイプに加え、絞込み部分一致、更には除外キーワードといった機能があります。
本日は、これらの特徴とそれぞれのメリット・デメリットをご説明いたします。

 

 

Contents

基本の3タイプ

部分一致

指定したキーワードで検索された場合以外に、その類義語や、関連語句、またはほかの単語が含まれる検索の場合にも広告が表示されます。

メリット:多くのユーザーへのリーチが可能
デメリット:想定外の広告費の増大、クリック率の低下

アドワーズでの設定方法:特別な設定は不要 (例)誕生日 花束
検索語句の例:誕生日 バラの花束

フレーズ一致

設定したキーワードと検索キーワードの語順が同じであれば、ほかの単語が含まれていても広告が表示されます。

メリット:ある程度狙いを定めた見込み客を獲得できる
デメリット:部分一致に比べ表示回数が減る、完全一致に比べ無駄な表示が増える

アドワーズでの設定方法:半角の ” ” で囲む (例)”誕生日 花束”
検索語句の例:誕生日 花束 バラ

完全一致

登録したキーワードそのもの、またはその表記ゆれや誤字で検索されたものに他の単語が含まれていない場合のみ広告が表示されます。

メリット:目的が明確である、CTRが高くなりやすい→CPCは下がる
デメリット:表示回数が極端に少ないため、狙った顧客にしかアピールできない

アドワーズでの設定方法:半角の [ ] で囲む (例)[誕生日 花束]
検索語句の例:誕生日 花束

 

有効活用したいマッチタイプ

絞込み部分一致(スポンサードサーチの場合は、部分一致の拡張機能に含まれます)

キーワードそのもの、またはその表記ゆれや誤字が含まれる検索語句に対して広告が表示されます。複数の語句からなるキーワードの場合、語順が逆でも広告は表示されます。

アドワーズでの設定方法:半角の + をキーワードの前に付ける (例)+誕生日 花束
検索語句の例:花束 誕生日

除外キーワード

指定したキーワードが検索語句に含まれない場合に表示されます。ネガティブキーワードや関連性の低いものは広告が表示されてもコンバージョンにつながらないため、思いつく限り多く設定しておくのが吉でしょう。

例:不祥事 事件

 

どうでしょう、マッチタイプについてご理解いただけましたか?
部分一致でビックワードのみを設定すると予算が一気に消化されたり、思わぬ大出費となってしまう場合があります。部分一致でミドルワードとスモールワードを大量に登録し、キーワードのバリエーションを増やすのが基本です。ビッグワードを部分一致で登録してはいけないという訳ではありませんが、その際にはクリック単価を低めにし、予算を消化しすぎないように調整しておくのが最善でしょう。

ユーザーは、思いもよらぬキーワードやキーワードの組み合わせで検索をする場合もあります。それに対応できるよう、様々な組み合わせのキーワードを登録しておく必要がありますね。
また、絞り込み部分一致や除外キーワードの設定、検索語句レポートなどを上手く活用していくことで、更なるパフォーマンスの向上が期待できます。

違いをしっかりと理解し、見込み度に応じて適切にマッチタイプを使い分けることが大事です!

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