こんばんわ。WEBデザイナーのKです。
本日は、WEBデザイナーがWEBディレクターから案件を依頼された時に、
必ず聞いておくべきことをまとめてみました。
ざっくりなので、細かく分けるとまだまだ沢山ありますが、とりあえずこれさえ聞いておけば、WEBディレクターが求めるものに近いものが作れると思います。
そしてスケジュール感の認識違いなどが生まれず、効率の良い仕事ができると思います。
目次
①全くの新規なのか、リニューアルなのか。
リニューアルならば既存のホームページが存在するかどうか確認する。
②パソコン版なのかスマフォ版なのか。
どちらにも対応する場合、レスポンシブルにするのか。
タブレットには対応するのか、お客様が確認するPCは何なのかを確認してもいいですね。
ためにMACで見ている場合もあったりします。
③コンペなのか、受注案件なのか。
コンペならどのくらい競合がいるのか、どのくらい時間をかけていいのか。
受注案件なら、予算はいくらなのか。規模感を把握しましょう。
④コンセプトを確認する。
どのような業種で、誰に向けて何をしたいのか。
そのためのコンセプトを何なのか。
⑤デザインのイメージを確認する。
「可愛い系のデザイン」という抽象的な説明ではなく、参考になるURLを提出してもらう。もしくはこちらから提出し、確認してもらう。
【もっと細かく確認した方がいい場合】
参考にするデザインのどの部分の何を参考にするのかを確認する。
横幅のサイズ感なのか、細かいディテールなのか、色合いなのか、全体の雰囲気なのか、余白感なのか、写真の選び方なのか…
⑥画像・写真のイメージはどこを元にするのか。
・フリー素材や契約している有料素材サイトからイメージをこちら判断で選ぶパターン
・クライアント様から支給されるパターン
・クライアント様が撮影するために、どのようなイメージかを掴んでおくために選ぶ写真のパターン
パターンによって、有料素材サイトや他サイトの写真を当て込む場合もあると思います。
写真や素材には著作権が発生しますので、よく注意して使いましょう。
⑦スケジュールの確認
①~⑥まで聞くと、お腹いっぱいになって、一番大事な部分を聞きそびれる場合があります。
忘れそうな場合は、一番最初にスケジュールを聞いても良いですが、流れ的に最後になる場合の方が多いですね。
なので、忘れないようにしましょう。
そして、疲れきった段階で聞くと細かく聞こう、という意識が萎えますので、最後まで意識をしっかり持って、聞き出しましょう。
・どのページを何日の何時まで提出するのか。
・ディレクターは何日の何時にお客様に提出しようとしているのか。
・そのお客様は何日の何時にデザインを確認しようとしているのか。
これ以上に全てを細かく聞いていても損はないです。
デザイナーには関係ないことかもしれませんが、全体の流れを把握しておいた方が、ディレクターのうっかり忘れにも気付く事ができますし、何より自分の首を絞めません。
【番外編】デザインに不安がある場合
全てのデザイナーが自分のデザインに自信があるとは思いません。
まだ、デザイナーに成り立ての頃はデザインに自信がなく、予想以上に時間がかかることや
ディレクターから思わぬダメダシを頂いた事もありました。
そこで、これを決めたことで、大分効率的に作業が進むようになりました。それは、
デザイナーからディレクターに最初のデザインを出すタイミング・日時を決める。(初稿)
そこで一発OKが出たら、問題ないですが、そこで大きなダメダシが出ても、耐えうる時間を想定します。
不安がある場合は、一度にデザインを仕上げてから見せるのではなく、簡単に色合いなどを作成して、方向性だけ見てほしい、と提出する方法もありです。
大事なのは、自分の認識とディレクターの認識の差をできるだけ生まない事。
それには、たくさんコミュニケーションを取る事が大事ですが、忙しいディレクターさんはなかなか捕まえることができません。
その為、少ない時間の中で、質問事項をあらかじめ決めておいて、全部を把握してから、擦り合わせを行いましょう。
もし、それすらも聞いてくれないディレクターならば、自分の意見をはっきり言っていいと思います。
すべては、お客様のため、会社のために必要なことですから。
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