現在、中小企業の採用活動についてミスマッチが起きていると話題になっている。
岐阜県内の中小企業が採用活動について、認知度不足や広報のノウハウの不足を課題と考えていることが、岐阜市のNPO法人「G―net」の調査で分かった。
また、インターネットによる求人広告を利用している企業は約3割にとどまり、就職情報サイトを活用する学生との「ミスマッチ」も明らかになった。
調査は昨年8~11月、行政主催の採用イベントの活用経験があるなど、採用活動に積極的な県内150社を対象に実施。101社から回答を得た。採用活動の課題を複数回答で聞いたところ、「自社の認知度の低さ」が最も多く21%。さらに、「広報ノウハウの不足」(13%)、「若者と接触する手段・機会の不足」(11%)と続いた。
採用活動の手段は「自社ホームページ(HP)」(71%)、「ハローワーク」(65%)が多く、「インターネットによる求人広告」は33%で、大手就職情報サイトの利用は20%だった。同法人が2011年に県内の学生を対象にした調査では、会社を知る手段として約9割が大手就職情報サイトを挙げており、学生の就職活動とのずれが浮き彫りになった。合同企業説明会に参加したことがない企業も45%あった。
同法人の秋元祥治代表理事は、「学生が就職先を決める際に、仕事の内容や、やりがい、職場の雰囲気を重視し、中小企業も視野に入れていることは、11年の調査で分かっている」とした上で、「中小企業の魅力を学生に発信したり、採用のノウハウを中小企業に提供したりする必要があり、行政にも支援が求められる」と話した。調査結果は、「岐阜『中小企業と若者』就職白書」にまとめた。5000円(税別)。同法人のHPから購入できる。
[読売新聞より引用]
参考ページ
http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20141015-OYT8T50095.html
この時期になると話題にあがる、「採用サイト」。
近年では就職情報サイトが増え、学生も企業のホームページより就職情報サイトから情報を集めたほうが、比較もしやすく便利だという点があります。
企業の採用担当者は自社のホームページを見てもらうための工夫をしなければなりません。
現代の学生の就職活動はスマホが主流です。
スマホからWEBサイトを閲覧することは出来ますが、拡大しなければいけない、スクロールが面倒、文字のサイズが読みにくい、などいくつか問題点が挙げられます。
このような問題点を、多くの学生は不便に感じています。
企業のホームページをスマホで快適に閲覧できるようになれば、この学生とのずれもある程度埋まるかと思います。
今年度の話ですが、2015年卒の新卒採用の為の採用ホームページの制作に取り掛かっている多くの企業は、スマホへの対応ページを前向きに検討していると答えました。
10代、20代の学生のスマホ普及率は8割~9割で、これを考えれば来年度に向けた対応を今から考えるのも、決して遅くはありません。
学生に閲覧してもらえる数が上がれば、エントリーも自ずと増え、中小企業の魅力を多くの学生に知ってもらうことが出来るのではないでしょうか?
弊社では、スマホサイト、レスポンシブサイト制作にも力を入れております。
採用サイトの制作も実績がありますので、お気軽にご相談くださいませ。